牌姿と巡目は動画を見ていただきましょう。
このブログで完結させるのは、投稿者様のアクセス数に影響してしまいますからね。
さて、私の第1感は3筒でした。
段位戦だと時間制限もあるので、今の実力だと3筒になるでしょう。
実際、これが悪手とはならないと思います。
理由としては、受け入れ枚数が最大であり、
3面張の平和立直の可能性が高いので、ツモ和了を期待できる。
立直、平和、ツモで1300ALL、裏乗って2600ALLです。
出和了だと、2900点、裏乗って3900点。
巡目的に受け入れ最大にしても悪くないかって感じですかね。
平和にならないパターンというのもあるので、
そこがどうかという話にもなってくる。
平和にならなかったら最悪立直のみになります。
3萬(3)、6萬(3)、4筒(2)、2索(3)、5索(3)の5種14枚は、
中張牌のシャンポン立直のみになります。
さらにカンチャン、ペンチャンになる可能性もあります。
1萬(4)、8萬(4)、7索(4)の3種12枚です。
愚形になる枚数は8種26枚となります。
平和は待ちの強さの違いはあれど、8種27枚となります。
50%ぐらいで愚形立直のみになるというわけです。
聴牌はできそうだけど、微妙な感じがしますね。
他に候補があって、3萬、6萬、2索、5索切りが一向聴になります。
この4種の中であれば、優劣が完全にあります。
まず、索子は一通の可能性があるため、手を付けられません。
次に3萬と6萬の比較になりますが、こちらは三色効率で345、234の可能性があり、
一通にも三色にもいらない、6萬がこの4種で一番良い打牌ということになります。
受入れは40枚と13枚減ります。
それでも、一向聴時の受入れ枚数としては多い方です。
13枚減らしてまで、打点を見るべきかの考察をしていきます。
まずは打点を見ていきます。
一通含みの聴牌は、1索(4)、6索(4)の2種8枚で、
この場合、50%の確率で平和のみになるため、立直をします。
そうすると、出和了で立直、一通、平和の11600点、
ツモ和了で、4000ALLとなります。
平和パターンは前述しているので割愛。
次に三色含みの聴牌は、
4筒(2)、5筒(4)、2索(3)の3種9枚で、
4筒だと待ちが2、3、5筒待ちとなり、36.3%の確率三色で、
一通の時の打点になります。
5筒だと2-5索の待ちとなり、50%の確率で三色になります。
2索だと2-5筒待ちになり、こちらも50%の確率で三色となります。
残りの確率は平和のみの打点と同じです。
愚形立直のみの聴牌は、
1筒(4)、3筒(3)、7索(4)の3種11枚、
平和のみの聴牌は、5種12枚になります。
27.5%で愚形立直のみになりますが、
72.5%は平和以上の聴牌で、
42.5%で一通か三色含みの聴牌となります。
残りの30%は平和のみの聴牌が確定。
打3筒は27枚が良形での聴牌、26枚が愚形での聴牌、
打6萬は29枚で良形での聴牌、11枚が愚形での聴牌。
ここで問います。
「この手を愚形立直のみにしたいですか?」
解答は「したくない」になりますね。
となると、今回はどっちを取っても、受け入れ枚数は多いので、
聴牌時の両面率の高さと打点で、打6萬の方が優位になりそうということが分かります。
これは平面何切るでは、
打6萬が正解だと私は感じます。
ただ、決して、打3筒が悪いわけではないと思います。
ぱっと見で分かりやすいのは打3筒ですし、
親の先制立直のしやすさは、3筒>6萬なので、
選択としてはアリです。
点数を持ってダマにしたい場面があると思いますが、
この場合も尚更、打6萬の方が役アリ聴牌になりやすいので、
3筒よりかは良いかなといった印象です。
ドラ4筒でも、打6萬の方が良さそうかな?
最終手出しドラ4筒になるかもしれないですが、
最悪、立直、平和、ドラ1で5800点。
十分、勝負になるでしょう。
これが子なら・・・打3筒で絶対に出ない形にしたいような気がするけど、
6萬を切って、4筒出るケースって、2-5索をツモって来た時だけなので、
それ程、多い確率ではないかな。
考察を書いていて思うのは、
この牌姿で打3筒になるケースは、
とにかく聴牌が必須、立直のみでも偉い状況ってことになる。
ほとんど、オーラスやラス前の思考になりますね。