放銃する確率が激高でも押さないといけない場面はあります。
もっとも分かりやすい例がオーラス。
私:43300点
下家:15100点
対面:46600点
ラス目とは28200点差あり、
ここに跳満放銃しても、24000点しか縮まらないので、
北が2枚抜かれない限りは、ほとんど難しい状況。
ドラ3索も3枚出ちゃったし、索子の染めも難しそうだからね。
下家視点での倍満ルートの作り方は、押す場面の説明が終わってからします。
そして、対面んとは3300点差なので、
2000点を対面から直撃、ツモだと3900点以上の手ということになりますね。
で、過剰な手を作りました(笑)
相手が6索手出しで8索が相当危ないが、押しました。
これね、対面には3倍満以上の放銃以外は2着で耐えるので、
聴牌している以上、和了トップの状態なので押します。
一応パターンとしては、
566からの4-7索待ち、
667からの5-8索待ち、
688からの8索と何かのシャンポンか、他の待ち、
446からの4索と何かのシャンポンか、他の待ち、
668からのカン7索待ち、
664からのカン5索待ち、
と、一応パターンはあるんだけど、
4索絡みの待ちはドラ3索切りでほぼ否定。
となると、大体、4-7索、5-8索ってなるんだよね。
5索を2枚抱えてる関係上、5-8索の確率が上がっていて、
さらに、ポン出しの6索なので、
索子の面子完成で出た牌ではないというのが、
6索絡みが当たり牌になっているという裏付けともなる。
一応は、
11萬 5667索 筒子の対子 筒子のターツ
こんな形から、1萬ポンして、
打6索はあるかな。
4-7索、5-8索ツモって来たら、筒子のターツ払うとか、
二度受けの索子を払うとか、色々と選択肢が出てくる。
なので、この形からの打6索の可能性はある。
まぁでも、5-8索は50%以上当たるイメージですけどね(笑)
かなり、可能性はあるにしても、
MAXの打点も12000点まででしょうから、ラス落ちがないってことで、
8索は押しとなります。
次は、下家の倍満ルート。
絶望の配牌。
メンホンチートイ・・・かなぁ?
しかも対子のない索子で、3索絡み。
そうすると、
七対子、ドラドラ、混一色まで確定。
ここに北抜き1枚で、8飜で私からの直撃で逆転。
後は倍満ツモか。
8000、4000すれば全員40000点を割るので西入りする。
ツモは北抜きなしで倍満到達。
筒子の枚数が多いけど、ドラが絡まないと、
相当厳しいので、索子に寄せるしかないか。
まぁツモしかする気がないなら、枚数の多い筒子で染め手、
面前で仕上げて、立直かけるなりするしかないかな。
めちゃくちゃ厳しいですが、
ツモって倍満までは、現実的ではないにしても、
どんな手でもツモ裏裏まで考えれば、できなくはないので、
諦めたらダメですね。