まっきぃの『走』で生涯現役を目指す日記~走りも競馬も麻雀も生涯現役!~

まっきぃの『走』で生涯現役を目指す日記~走りも競馬も麻雀も生涯現役!~

30代になってから再び走りに奮起!
主はランですが、競馬ネタも少々。
2023春より麻雀を頑張り始めました。

 

 

 

牌姿や状況などは動画を視聴していただけたらと思います。

 

 

ぱっと見で打9筒でした。

動画でも同じ。

形のお話は解説以上のことはありませんので、

打点のお話をしていきましょう。

3-6-9筒にしても同じ点数が出てくるので、

打9筒で計算していきます。

 

 

2-5-8筒待ちになりますが、待ちも良いので立直することになります。

2-5筒が平和がついて、8筒が立直赤2の手になります。

 

 

2-5筒の出和了は11600点で、裏2で18000点。

ツモって4000ALL、裏1で6000ALLになります。

8筒の場合は、出和了7700点、裏1で12000点。

ツモって3900ALL、裏2で6000ALL。

 

 

立直しなかった場合は、

2-5筒の出和了で、5800点、ツモって2600ALL。

8筒の場合は、出和了できず、ツモって2000ALLになります。

これを見て分かるように、ダマにするメリットはまったくないです。

特殊条件以外は立直ですね。

 

 

立直を打つとして、打9筒ではなく打5筒が良くなる場面というのは、

ほとんどありませんが、2-5-8筒の残り枚数が極端に少ない場合は、

3-6-9筒に受ける場合もあるという程度です。

2-5-8筒の残り枚数が少ない状況というのは、

河に9筒が鳴ければ、山にある場合もありますし、

仮に9筒が対子や暗刻になっていたとしても、

8筒が3枚見えの時は、対子や暗刻になっている人から出る可能性はあります。

 

 

中盤以降に、そういうこともあるということだけ頭に置いておいて、

チャンス手なので、基本は打点を見て、打9筒で立直というのが正着となります。

当然8筒は逃せないですからね。

麻雀で打ち筋のシステム化について書いていきます。

 

 

雀魂の段位戦の持ち時間が5秒+20秒です。

これは1打毎に5秒持ち時間があって、

それに加えて1局に20秒、延長時間を与えましょうという形式。

 

要するに5秒を使い切ると、

20秒の時間が消費されて、その局中は消費されたままになる。

次の局になると、この20秒は復活するという感じです。

 

 

上記のルールにより、

考える時間というのは制限されるということになります。

麻雀の理解度というか、牌姿、河とかを見て、

瞬時に分かる人は問題がないのだけど、

まだまだ、経験値が足りない人は、この時間じゃ足りません。

自分自身、まだ足りないと感じます。

そういう人は、ある程度システム化できるように打った方が良いという感じです。

 

 

システム化した方が良さそうなのは以下になります。

 

 

【1】序盤の手組

【2】押し引き

【3】牌効率

 

 

それぞれ説明していきたいと思います。

 

 

【1】序盤の手組

点棒状況が平たい場合、自己評価で良いので、配牌の評価をします。

手牌が字牌の孤立牌だらけで面子もない場合は、

混一色、七対子、役牌の重なりを見つつ、手組していきます。

1つ面子がある場合は、他にくっつきの良さそうな3~7の牌が2つ以上あるなら、

役牌とタンヤオを狙いつつ進めていきます。

これは、字牌を残して、守備力を考慮した打ち筋になります。

 

配牌の7割ぐらいは、こんな感じの手組になります。

中にはどうしようもない牌姿もあるので、

振り切って国士を狙うか、チャンタ、ジュンチャンを狙うも良いかな。

ただ、そんな中でも平和が狙えそうなら、

それを無視してまで手組する必要はないです。

 

悪い配牌の時にシステム化すると楽ですね。

後、1、9字牌の処理の仕方もシステム化すると良いです。

 

ブロックを数えて4ブロックある場合は、

字牌よりは危険度が高い、孤立の1と9を処理する。

ブロックが足りない場合は、字牌よりくっつきの強い1と9を残して、

オタ風を切る。

孤立の役牌はその後という感じになります。

 

手組を大まかにシステム化して、

牌譜を検討するときに、色々と考えて、

5秒の中で対応できるようになれば最善手を打てば良いし、

そうでなければ、システム化している通りに打てば問題ないと感じます。

 

これだけできれば初心者の中では強者。

中級者ともそこそこ戦えて、上級者には運が良かった勝つぐらいになります。

 

 

【2】押し引き

これがシステム化できるレベルは初心者を脱してます。

段位戦での押し引きなので、ラスになるかどうかの押し引きをシステム化するという感じですね。

 

ケースバイケースで押し引きを説明するのが難しいです。

自分が今、やっている押し引きの基準です。

 

まず、相手の先制立直に対しては、二向聴は基本的に降りです。

一向聴は打点が良形で3900点以上が見込める場合と、

三面張や明らかに場況が良い場合であれば、親立直以外は少し押します。

少しというのは、スジが2、3個しか通ってない場合、

無筋で当たる確率が10%もないので、一向聴だと押し有利です。

二向聴でも受け入れ多ければ、端牌や字牌ぐらいは押します。

スジをカウントして、残り筋が一桁になったら撤退です。

また、2軒立直は即聴牌しない限りは無条件で降ります。

 

また、ドラがまったく見えてなく、立直もないが、

副露が入っている場合は、降りを考えます。

特に、10巡目以降のポンやチーで出てきた牌の周辺は危険になってくるので、

手牌に価値がない場合は、降ります。

ただ、良形の場合には、回るという選択を取る場合はあります。

副露に対しては、染め手気配がないか、ドラがどれくらい見えているかを考慮に入れて、

ドラが見えてなければ、基本はドラを持っている想定で動きます。

 

人間の心理ですが、

鳴ける手でドラ3が入っている場合は、基本鳴きます。

ドラ2だと、序盤は鳴かないこともありますが、

7巡目以降だと鳴くケースが結構多いです。

特にタンヤオ仕掛けは要注意です。

役牌、オタ風仕掛けは染め手警戒です。

ドラなくとも、役牌はとりあえず鳴くという人も結構いるため、

(玉の間以下なら特に)

河を見て大したことなさそうなら、自分の手牌の価値で押し引き決める感じになります。

 

南場以降は、3着目ならラス目には打たないように、

手が入れば基本は勝負。

ラス目と僅差で勝負手入れば勝負みたいな感じになります。

南1局はそんなに打ち筋変わりませんが、

南2局からは着順を意識して打ちます。

打たなければラスにならない状況(ラスと20000点以上離れているとか)で、

2着目から裏1やツモでも着順が入れ替わらないような立直は打たないとかね。

(立直打たないと和了ができない場合は打つ時はある)

 

こういう感じで、押し引きをシステム化しています。

押し引きに関しては、まだまだ未熟なので、

まだ調整が必要ですけどね。

 

 

【牌効率】

これは書くことが少ないです(笑)

何切る問題を多く解いて、形を覚えて、

さくっと切っていけるようになれば、良いと思います。

打ちまくって、牌譜検討の繰り返しでも、これはできます。

要するに慣れがすべてです。

 

 

 

こんな感じで、戦略を暗記していくという感じになりますね。

今の自分の考えているシステムで魂天にいけるとは思ってないですが、

このシステム化が完璧な戦略になって、ミスがなくなれば、

魂天にいけると考えています。

疑問手というか悪手があったので検討します。

実戦中は迷ったんだけど、

後で冷静に見ると悪手だなと。

 

 

 

カンした親に立直が入っていますが、北抜きはありません。

こちらは北抜き2枚しており、愚形ながら聴牌で、

3筒は見た目枚数が3枚残り。

 

一応、情報としては、対面に対してですが、

7筒2枚、7索1枚、1萬3枚が安牌。

7索と1萬に関しては、下家にも安牌。

降りることは簡単そうですね。

 

通ったスジは、1-4-7索、4-7筒の3スジ。

残り9スジあるので、三麻にしてはある方で、

無筋で当たる確率は、愚形含めて10%切ってるぐらい。

ふとっしー流に言うなら、三麻なら塵みたいな確率です。

 

ただね・・・

ドラ5索、ドラ4筒、赤が見えてない(笑)

合計10枚が山というのは、流石にないでしょう。

2枚は最低抱えてそう。

 

それでは、改めて、

立直かけて5200点の愚形、

ツモか裏1でやっと満貫という手で勝負しますか?

分が悪いなー。

 

相手が子で、

しかもカンもされておらずという状況なら、

この愚形でも勝負できそうですけど、

この局での勝負は無謀とも言える。

ツモれたら大きいですけど、それ以上にリスクが上回ります。

 

結局、赤5索で放銃となって親の倍満に放銃。

ラスを覚悟しました。

 

 

 

途中、親連して、素敵な横移動があったりしてで、

ライバルと、1400点差で迎えたオーラス。

2飜手を作ればOKの常用。

残り3回で3-6筒の聴牌が入りますが、

立直を打たなきゃ和了ができない聴牌が入ったのですが、

この時は立直をかけるとノーテン罰符で逆転できるパターンがなくなるかなと思い、

立直をかけませんでした。

ツモの方のかけましたね。

 

実際はどうだったのか?

 

 

【立直をかけて流局したケース】

1人聴牌:私が22600点、下家22000点

対面と2人聴牌:私が21600点、下家が21000点

 

 

あら?立直かけた方が良かった(笑)

逆転するケースって、私が2飜以上和了るか、

流局時の下家のノーテンというのが条件だったわけだけど、

時間内に点棒計算ができず、リーチせずでした。

間違えたなー。

結果的に2着に浮上できましたが、ミスですね。

下家に聴牌のチャンスを与えることとなりましたね。

 

 

この半荘は、この2点が大きなミスでした。

昨年の8月に、2022年末のデータを使い考察しました。

雀魂の段位別のプレイヤー数分布とイメージ(推測)

 

今回、最新データを四麻の使って考察していきます。

 

雀魂プレイヤーの段位分布(2024.4.21)

()内は2022年末と比較しての増加率

 

雀士3 96,467人

雀士3 7.87%

 

雀傑1 375,405人(151%)

雀傑2 232,002人(152%)

雀傑3 228,151人(160%)

雀傑全体 68.19%

 

雀豪1 189,429人(164%)

雀豪2 54,106人(168%)

雀豪3 22,850人(176%)

雀豪全体 21.74%

 

雀聖1 14,584人(182%)

雀聖2 7,043人(192%)

雀聖3 3,289人(205%)

雀聖全体 2.03%

 

魂天 1,987人(225%)

魂天全体 0.16%

 

 

全体的にプレイヤー数は増加しています。

2アカウント持っている人もいますので、

これが純増というわけではありません。

 

魂天の人の増えましたね。

ただ、この中には目標を達して、

ここで止まった人もいるでしょう。

 

割合に関しては、

2022年末から、大きな変動はないように思います。

依然として、センスだけで雀聖になることは難しいと思います。

 

それでも雀聖以上になれる人は実践で学んで、

そのまま生かせるタイプの人で、

とにかく、対局数をこなせる人になりなす。

 

王座の間は、私が到達していない領域のため推測となりますが、

現役プレイヤーに関しては、昔よりレベルアップしているかもしれません。

というのは、麻雀プロの方が魂天になりつつあるのと、

アマチュアでも魂天で現役プレイヤーの方は、驕らず勉強している印象があるからです。

 

玉の間以下に関しては、

体感としては、そんなに変わってないという印象です。

実際に割合としては変わっていませんからね。

 

 

そこそこ麻雀をプレイしている層で、

雀豪1で上位25%以内にはなれているので、上位層とは言えます。

 

前回同様にフルマラソンの男子のタイムで例えます(笑)

 

雀豪1 4時間切り

雀豪2 3時間半切り

雀豪3 3時間15分切り

雀聖1~2 3時間切り

雀聖3 2時間50分切り

魂天 2時間半切り

 

マラソンタイムの分布だと、こんな感じになります。

天鳳の9段以上のレベルは2時間25分切りぐらいかな?

 

30歳男性の練習量としては、

4時間切りは月間で100kmぐらいを継続して練習する力があれば、

到達できる可能性があります。

3時間半切りは150~200km、

3時間切りが300kmとなります。

 

もちろん、個人差があるので、

これに当てはまらない人はいますが、

マラソンと同様に麻雀でも、それ相応の練習が必要となります。

その練習というのが、対局数をこなすのか、

座学をするのかは、人にもよりますけどね。

前回からの続きです。

 

 

 

これは悩みましたね。

ドラの打南で受け入れMAXにするか、

南に重なりみるか。

 

結局南の重なりを見て打6索でしたが、

親の仕掛けもあるということで、カンもする気がなかったから、

246索のリャンカンを残して、打1索が良かったかも。

ドラ南単騎にも取れますしね。

 

 

結局、ここで打南にしましたが・・・悪手だったように思う。

一応は一向聴ではあるものの、

3索、5-8筒と、決して受け入れが広いわけではない。

相手にチャンスを与えてしまう可能性もあるので、どうかなって感じ。

これ、打1索でも受け入れは変わらないどころか、

南も増えるので、どう考えても1索が良いです。

 

結果的には鳴かれて、降り気味で打っていたけど、

運良く聴牌が取れたという感じでした。

 

 

次局は親の速攻で終わり、さらに進んで、

私の四暗刻で、ラス目を飛ばしてトップ終了でした。

これは降りるつもりはなかったので、良しでしょう。

運だけ麻雀(笑)

 

 

 

牌姿や巡目などは動画をご覧ください。

 

 

こういうのは立直のみにしたくないなと平和効率で打1筒にしていますが、

解説では立直効率で打6筒が正解としていました。

 

 

初心者の時は、素直に打6筒でしたが、

今はウマぶりの打1筒。

どっちが良いかの話は、親ということもあり、

期待値的には立直効率を最大限に取った方が良い。

 

 

理由等は解説でされていますので、

ここでは打点について書いていきます。

 

 

平和になったとして、

立直して出和了2900点、裏1で5800点。

ツモって1300ALL、裏1で2600ALLです。

 

対して立直のみだと、

出和了2000点、裏1で3900点。

ツモって1000ALL、裏1で2000ALL。

 

 

流石に裏1が乗ると、

倍々になる麻雀では差が結構ありますが、

あっても20%程の確率の裏1条件での打点差なので、

裏なしだと、900点差。

それなら、立直効率で打6筒の方が優位かなってなります。

 

 

子の場合も打点的には同様のことが言えますが、

仮に愚形になって立直を打ったとき、ドラ持ちか親が押し返してくる可能性が結構ある。

先制愚形立直でも、局収支で期待値がギリギリプラスなので、

それでも問題はないのですが、

これが点棒を失うことが罪な状況であれば、

打1筒して、両面で立直を打つことを考えて、

先制が来たら降りるぐらいの考えは持っても良いかもしれません。

 

ただ、これも良し悪しで、

愚形立直上等という考えで危険度の高い6筒を早々と手放して、

1筒と1萬で守備駒と考えることもできるので、

守備的に打つとしても打6筒が優位かもしれません。

打1筒はバランスが取れているとも言えるし、攻撃も守備も中途半端な1打とも言えます。

 

 

また、6筒を使って良い形を求めるとして、

嬉しいのは5筒と7筒になりますが・・・

このツモ5筒の時って

113445の形になって、1萬と1筒で3枚残っていれば、

打4筒して、割と強い立直が打てる。

特に1筒が2枚残っていれば、4筒のスジになっていて相当強いです。

 

6筒が残っていれば、2-5筒待ちの平和聴牌って感じるかもしれませんが、

和了率で言うと、落ちますね。

まず、親に対して5筒は押し返しがない限り打たないですし、

1筒切っての立直ということもあり、2筒もちょっと切られづらい。

筒子の場況が悪いのであれば、さらに切られづらいですね。

場況が悪くとも、打4筒しての立直なら1筒が釣れる可能性はあります。

 

また、7筒ツモは、

134467の形になって、恐らく打1筒することになり、まだ一向聴。

大抵の場合は、この形になって、10巡目前後で他家の先制の聴牌からの、

聴牌して、4筒勝負って感じになります。

もちろん、先制を打てればかなり強いと思います。

34467から5筒をさらにツモってくれば三面張ですからね。

この7筒ツモは嬉しいことは嬉しいのですが、かなり遠回りすることになり、

実らないケースの方が多そうです。

 

 

そう考えると、打1筒で嬉しいツモは、

2筒と5筒のみ。

対して、打6筒の嬉しいツモは、

1萬、1筒、2筒、5筒で、さらに4筒でも構わないってなります。

打6筒は最終の待ちが、どれを引いても強い可能性があるということです。

もちろん、途中で1萬や1筒が先に払われることは多いでしょう。

その場合、和了は難しいかもしれませんが、他家の安全牌を持てたと考えると、

安全に局消化ができるとも言えますので、悲観することはないと思います。

オーラスでラス脱出する場合はそうではないですが(笑)

 

 

 

牌姿などは動画を視聴していただけたらと思います。

 

 

第1感は3索でしたが、動画の正解も3索でした。

候補としては3索、5筒を切ると聴牌となります。

 

 

今回は、5筒を払うと、3索単騎になり、

3索を払うと、カン5筒待ち(or5筒単騎待ち)になります。

立直をかけるなら、3索単騎にするべきです。

理由は5筒で赤を自分で使っているので、

赤ドラによる打点向上がないため、待ちの枚数で選んだ方が良いからです。

 

ただ、待ちとしては不安ですよね。

打点は立直をして出和了7800点、

ツモって3900ALLなので、これに関しては不満はありませんね。

ドラも南なので、南家以外は面前で聴牌するか、

手役が必要になり、

打点を作りながらの手牌進行が難しい状況なので、

ここで親立直を打つのは大いにありです。

ドラ対子か暗刻の人がいれば、向かってくるかもですが、

毎回、そんなことはないので、降ろして、安全に一人旅ということもあります。

 

 

ただ、単騎で上がり切るのは、山読みして3索が山に残っている想定でないと、

なかなか難しいのかなと思います。

精度が高い山読みができるのであれば、自信を持って立直した方が得かもしれません。

これについては「諸説あり」なので、

解説の通り、普通の人は、一旦、立直は控えた方が良いかなと思います。

 

 

聴牌しての立直判断ですが、大抵は以下の状況を考えます。

 

【1】巡目

【2】打点、待ちの強さ

【3】手変わりの種類(枚数)

【4】他家の速度感

 

まず、【1】ですが、

今回は6巡目なので、中盤に差し掛かる一歩手前といったところ。

平均の和了巡目が11~12巡のため、

1段目(6巡目まで)を序盤、2段目(12巡目まで)を中盤、

それ以降を終盤で、大体の判断をします。

基本的には序盤であれば、手変わりを見ても良い巡目となります。

ただし、巡目だけで立直判断をしてはダメです。

 

重要になってくるのが【2】打点と待ちの強さです。

出和了できる満貫以上の手はダマ、それ以外は立直みたいな感じになりますが、

(良形なら役あり満貫でも立直はやっても良い、跳満は考え方による)

これが立直のみ愚形の手の場合は、手変わりを考えてよいです。

もちろん、親の先制立直はなどは強いので即立直もありです。

子の場合は、一考の余地あり。

一応、子の立直のみ愚形でも、先制立直であれば局収支はギリギリプラス、

と、言われていますが、ギリギリプラス程度なら、外した方が良いかなといったところですね。

両面以上の良形なら、立直のみでも、期待値は結構あります。

 

そして、次に考えるのが【3】の手変わりの種類ですね。

渋川プロがVtuverに教えている動画を見ると、

6種類以上あったら手変わりを待っても良いとのことでした。

1~3種類だと、確かにちょっときつい。

相手の聴牌に対して降りたい状況であれば、

1~3種類でも手変わりを待つのはありですが、そうでなければ立直の方が良さそうです。

 

麻雀牌は34種136枚。

6種だと24枚、5種だと20枚。

イメージとしては6種あれば、毎回10~15%ぐらいの確率で手が変わる、

5種だと7~12%ぐらいの確率で手が変わるぐらいのイメージです。

6種あれば平均で6~8巡で手が変わりが見込めそうです。

5種だと8~10巡で手が変わるという感じです。

自分が待っている種類で、誰かが染め手をしていると、もっと確率が下がります。

イメージよりかは、手変わりには時間がかかると思っていた方が良いです。

 

後は【4】の他家の速度感ですね。

簡単なところだと3副露していたら、大体は聴牌なので、

勝負手なら立直をかける。

河に中張牌があまり切られていない状況であれば、

立直かけれれても、追いかけられるし、手変わりを待つみたいな判断ができます。

(降りる判断も当然ある)

 

 

こんな感じで、【1】~【4】を総合的に考えて、

手変わりを待つか即立直かを判断していきます。

 

 

今回の状況での判断になります。

 

【1】

6巡目 ⇒ 序盤なので待って良し

【2】

打点 ⇒ 十分

待ちの強さ ⇒ 不満

【3】

手変わりの種類 ⇒ 

打3索 ⇒ 7種で手変わり(平和変化6種)、他1種はツモ

打5筒 ⇒ 7種で手替わり(平和変化5種)、他1種はツモ

【4】

今回は考慮にいれず

 

 

手変わりの種類は間違ってるかも(笑)

打点十分で立直条件は満たしているものの、

巡目と手変わりの種類の多さ、待ちの強さが不満ということで、

立直をせず、変化を狙って、一旦、ダマるというのもあり。

ひょっこりツモも打点的にはOKですしね。

 

で、打点アップと、最終系の待ちの強さと平和になる変化が多い、

打3索がお勧めということになります。

筒子の染め手やっている人がいたり、

ひょっこりツモの確率を上げるなら、打5筒もアリかなって感じです。

3索ツモも考慮に入れる打5筒なら、私は立直かな。

浮いてて、勝負に来てくれるなら、出てくる可能性もあるしね。

 

 

今回は、手変わりダマの打3索。

即立直の打5筒、3索待ち不満で、

ダマにするなら単騎コロコロして良さそうな牌で立直を打つ。

もちろん、良形で変化しても打ちます。

これぐらいの感覚ですね。

 

打5筒でも、例えば、2筒が序盤に3枚切れで、1筒が山にいそうって判断できて、

1筒で単騎立直みたいなことはできるので、

単騎コロコロするつもりでも、変化優位な打3索の方が良いかな。

打5筒は、基本的には3索のツモを狙える状況以外では優位ではなさそうです。

そもそも、それなら、立直を打った方がお得。

親で赤2枚抱えている状況で、降りたくもないし、

万が一、他家から出たときに出和了できず、単騎で1枚減るのは痛すぎますからね。

 

 

 

牌姿などの詳しい条件は、動画を見てくださいね。

 

 

実戦では8索をツモぎりしてそうです。

動画での解答は打4索でした。

 

 

まずね、打8索は、

1索頭で468索のリャンカンの形を残しておいて、進めるという感じ。

これのメリットは50%の確率で平和で聴牌できる。

デメリットは受け入れが減る。

打4索で6種20枚、打8索で4種16枚。

平和率が50%とか書くと「ええやん!」ってなるんだけど、

罠です。

 

 

打4索でも同じ受けがあって、縦受けが増えるので、

ツモ切りは下位互換なんですよね(笑)

ただね、受入れを減らしても問題ないケースもある。

どれを切っても受け入れが多くて、打点が見込めるケース。

今回は、これに該当しないので、打4索が正義です。

理由は解説でされていますので、そちらをご覧ください。

 

ここから先は、解説されていないところを、

フォローしていこうと思います。

 

 

今回の牌姿は、鳴ける手ではないので立直前提。

 

立直平和赤で出和了で5800点、裏乗って11600点。

ツモで2600ALL、裏乗って4000ALL。

(4-7筒待ち)

 

立直赤1で出和了3900点、裏乗って7800点。

ツモで2000ALL、裏乗って3900点ALL。

(1索、8索のシャンポン、もしくは7索のカンチャン待ち)

 

どっちでも嬉しい打点。

平和になったら出なさそうだけど、ツモが期待できて、

裏ドラの確率も高い。

平和付かなくとも7索待ちなら、平和とほぼ同じ確率で裏乗る。

シャンポン待ちなら、1索での出和了が期待できる(4索切ってるしね)。

裏ドラ率も順子構成なので、どっちも大きく変わらないですけどね。

 

 

オーラスで条件があったとしても、

この打ち筋になるかな?

出和了5800点必要でも、見逃してツモにかけるか、

裏期待で和了るかしたら良い。

打8索しても平和も確定じゃないしね。

 

 

頻発しそうなケースでも、打8索することはないかな?

打4索が打1索に変化するケースはある。

序盤とは言え、1索は切られやすい牌で、

すでに2枚切れなんてケースはあるので、その場合は打1索。

親のこの手の一向聴は受け入れMAXの方が期待値が高いと思います。

この巡目だと、染めに対して絞るとかないしね。

 

 

巡目が深ければ、雀風とか捨て牌とか他家の立直によっては、

打8索が優位のケースも出てくるかな。

この牌姿だと、それぐらい煮詰まった状況でない限りは打4索。

それぐらい、打4索が優位の牌姿ということが分かるかなと思います。

前々々回の記事からの続きです。

 

 

 

また、悩ましい感じ。

できれば平和付けたいけど、縦引きの聴牌が痛いし、

相手も北を抜いてないので、今後どうなるか不明。

どう引こうとも良形の聴牌になるのは分かります。

赤ドラも使い切れるし、ドラ4筒も受け入れられる。

となると、相手の速度も分からないので、

安全牌の発を抱えず、

縦引きも逃さないようにするのがベスト。

 

 

逃げなかった結果、5索を裏目らず5-8筒待ちで聴牌で立直。

 

 

途中、他家に北を全部抜かれて肝を冷やしましたが、

上家から8筒が出て、無事和了。

 

4索が宣言牌で、3索も1枚しか見えてないから、

2索切りづらいよね。

通っているスジも6本だから、残り6本。

愚形込みだと、1本ぐらいなら15%もないぐらい。

上家からしたら、

親の打点も怖いけど、目に見えて北抜き3枚している方が怖いので、

安牌も少ないということで、当たっても打点が少ないことをお祈りで、

打8筒の受け入れMAXの方が良さそうではある。

 

私が北抜き3枚パターンだったら、

打2筒で、安牌増えろって感じでお祈りした方が良いかな。

 

 

次局は、上家が3副露で、少なくても対々和だなって感じでした。

ちなみに、私は打9索で立直かけて、ポンされてしまいました。

次のツモが中でカンと。

結果的に上家が打ってくれたので不幸中の幸いという感じです。

 

 

 

今日もウザクさんの3分何切るより。

牌姿などは動画を見て下さい。

 

直感で打2索でした。

ブログではあれこれ考えてますけど、

基本的には直感で打つタイプなので、理論派ではございません(笑)

 

これを即答できる人は、初心者の域は超えていると思います。

そんな人でも驕らず、初心に帰って、

まず牌姿を見て、解説聞かずに、

自分も人に教えるならどう説明するかを考えてから、

動画の続きを見ると、脳への刷り込みが強固なものとなります。

さらに、説明力という能力を伸ばすと、

麻雀以外の場面でも説明できるようになれるかもしれません。

説明できる思考は育てて損はないので、お勧めです。

 

 

雑談はこれぐらいにして、考察をしていきます。

極力、解説と被らないように書いていこうと思います。

動画の解説と被りそうな部分は、

「詳しくは動画見ろ」というニュアンスで書きます。

 

 

まずね、2索を残すとしたら、

6萬、7萬、6筒、7筒あたりが候補。

七対子や暗刻の手や、ドラ3索が暗刻になることも考え、

6萬か6筒になります。

受入れ枚数は動画を見ていただくとして、

大差はありませんが、打6筒が受け入れ枚数が多いです。

 

ただ、1索受け入れいりますか?

打2索も受け入れ枚数としては大差ないです。

動画の解説の通り、1索を受け入れると打点的に損をするケースが出てきます。

 

一応、絶対に3索使うというのなら、打6筒の後、どこかのターツを外して、

遠回りして、112233の形の一盃口ドラドラはできなくはないです。

確定しなさそうな一盃口ドラドラいりますか?

しかも、ターツを外してまですることになるので、聴牌は相当遅くなります。

それよりかは、タンヤオドラドラを目指して、

速度が間に合いそうになければ、クイタンにして5800を和了にいくというのもあり。

ドラをツモか鳴きで重ねることができれば、打点が跳ね上がりますし、

赤でも、同様のことが起きます。

 

赤5筒ツモからの三面張を逃すのは結構痛い。

34筒のターツがあるので、受け入れられますが、痛いですよね。

最終的に7筒と3索のシャンポンになった場合、相手から出にくそうです。

2-5-8筒が最終待ちになれば、相当強いので、

この時点で受け入れ枚数が微差なら打6筒はないかなという感じです。

これと同じで、5-8萬待ちもそこそこ強いと判断できるので、

微差なら打6萬もなくて、最終的な形を考えると、

やっぱり打2索が有力候補ということになります。

 

1-4索待ちは相当に強いのですが、

今回はドラ跨ぎという枷がありますので、

1索は他家からは勝負とならない限り、打ちづらいですし、

123のドラ含み面子で使えるので、ちょっと出づらくなっています。

 

 

七対子も暗刻の手も打2索で対応できますので、

序盤でこの手なら、打2索が最有力ということになります。

 

 

1-4索を釣るために、打3索を考える人もいるかと思います。

ドラを序盤に切ってたら1-4索当たらないって考える人もいますからね。

例えば、高めタンヤオドラ1の聴牌で立直をします。

1索が出てきて出和了します。裏ドラなしで3900点。

オーラスで、運良く、7700点差を捲り、これで逆転トップだとします。

 

7700点差・・・ということは、

打2索から鳴いて2000ALLツモっても逆転ですし、

面前で仕上げれば、立直しなくとも7700点で、

出和了から座り順でトップの可能性あり。

座り順トップじゃなければ、立直もありでしょう。

 

 

受入れ枚数を減らしてまですることじゃないですね。

和了トップの特殊条件でも、クイタン仕掛けがある分、

打2索の方が速いと思いますし、

出和了としても、8萬や8筒、2筒を狙った方が効率が良さそうです。

色々と理由付けて、他の打牌を捻り出そうとしましたがないですね。

 

 

最初の話に戻りますが、

そういうのを捻り出そうとすることは、悪くなくて、

状況が変われば、回し打ちするときに役に立つかもしれないし、

麻雀の理解度としては深まるので、

こういう基礎的な牌姿で、問題を解くだけに留めている人は、

踏み込むと良いかなと思います。